My Precious Philippine Shell….

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おはようございます。また誤報。サウスショアにはビッグスウェル来てない。頭くらいでジャンキーだ。風も悪くスウェルも弱い。どうなってんの?わかんない。ノースショアも下がった。4’でクリーンコンディション。エクセルプロ最終日には小さすぎ。次のスウェルが来るはずの週真ん中にトライしよう。とにかく天気はましになった。have a nice day….
フィリピンの最終日、朝早く起きて貝を探しにビーチを歩いていた。そして僕が4年前に会ったこの子が何してるのか聞いてきた。貝を探してると言うと彼はどっかへ行ってしまい僕はまた貝探しをしてた。その後朝食を食べていると彼がレストランにやってきてこの完璧な貝を袋から出してきた。”はい、カービー。これあげるよ。”と彼は言った。アジアの違う国を旅してきてタダな物は無いと僕は知っている。だから”いくら?”と聞くと彼は”いらないよ。これはプレゼントにあげる。”と答えた。そして行ってしまった。いくらか聞くなんて自分をバカだと思った。謝りたかったけど彼はすぐにいなくなってしまった。申し訳なく思ったけど同時に彼が心からの大切な物を僕にくれた事がとてもうれしかった。その後僕の部屋の近くのレストランで彼を見つけ、彼の写真を撮りたかったので呼んだ。彼の事は一生忘れないよ。。。

彼の名前は”mitchbergh”。4年前にcloud 9で会って僕がここに来た初日に僕を覚えていてくれた。こういう体験があると旅の意味がある。だからmitchbergh、もし僕のブログを見てたら本当にありがとう。会えてうれしいしこの貝は一生大事に家に飾っとくよ。salamat..

そしてセブ空港に行く途中、スーツケースをスキャンされ税関の人が貝を見つけた。スーツケースを開けるように言われ貝はフィリピンから持って出るのは違法だと言った。貝を渡せと言われ僕は税関の人の目を見て”ノー”と言った。彼にこの貝はだたの貝ではない事を説明して、彼は僕を20秒程見ていたけど僕は諦めなかった。そして彼は僕を見て”わかった。スーツケース締めていいよ。”と言った。僕は礼を言って去った。今この貝は松尾の家にある。今回はこの貝をハワイに持ち込む事が心配だった。次に持って帰ってくるよ。僕の家には世界あちこちからの貝の棚があってこの貝を置く場所もちゃんとある。地球の反対側でスペシャルな人たちに会えてどれだけ僕は幸運かを思い出させてくれる貝だ。
**注意:760万リットルの汚水がパールハーバーに流れたよ。。。STAY AWAY!!!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide