Haunted House Diving

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ok, お化け屋敷に入るのを想像してみて。中にどんどん入るほど、暗く、怖くなっていく。ゴーストを撃ってやろうとガンを持っているけど、ゴーストと一緒にママがいる。そうっとドアを開けたら、何かが向かって来た!!! 真っ暗でゴーストなのか、ママなのか分からない。しばらく暗闇に目を慣らさないといけない。そうすれば、そこにあるものの形が分かるようになる。そして、少しずつどんどん近づいて行く。スピリットディシジョンで、シュートするか、しないか決めなきゃいけないんだ!
今日はそんなダイビングだった。海の水はダーティーでダーク。5フィート先も見えないほど暗かった。だから、何かが現れるのを真っ暗な海底で目をつむって待つような感じだ。自分に向かって泳いで来るビッグなシルエットが見えても、形までは分からない。ツナかな?もしくはドルフィンか。すぐ目の前にくるまでガンを構えて、BAM!正しい決断ができたらいいね。
もしゴーストかツナをシュートすれば、ヒーローだ。ドルフィンかママなら、ゼロ。昨日と今日は一日中そんな感じ。あちこちでビッグなツナやドルフィンがジャンプするのを見つけて海に飛び込み、深くまで潜って、暗闇で待つ。ひと呼吸。
photo 1
今日もまた、かなり我慢することを学んだ。ショットをホールドする間、ハンティングしたい気持ちを抑える方法だ。今までにないほど汚れた海のなか、顔のすぐ近くをビッグなドルフィンが泳いでいく。チビッちゃいそうなほど怖かったよ。一日中そんなことをし続けたけど、僕はなにも殺したくなかったから、フリーダイビングの全然違うところをエンジョイした。かなりイライラさせられたけど、明日は最後のダイビングデイになるから、ベストを尽くそうと思う。もし一匹でもゲットできたら最高だ。今回のトリップでは、素晴らしい人に出会ったし、パナマと大自然での最高の経験ができた。明日のダイビングも楽しみ。明後日にハワイへ戻らなきゃいけないのは楽しみじゃないな。また大忙しだから。omg! but hey, life goes on…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide