この日まで、雪のなかでどうやって人が命を落とすのか、全然理解できなかった。凍死するなんてありえないと思ってた。でも間違いだった。この日は本当にグッドデイだった。かなり寒かったせいで気を失いそうだと本気で何度か思ったから。今までの人生のなかで、これほどの寒さを感じたことはなかった。骨まで霜が降りてくるような気分だった。そして、パウダーは深く、転んでしまえば身体は雪で完全に隠れてしまい、さらに凍てつく。
だから、山をすばやくスノーボードで降りれば、どんどん温かくなっていった。数秒で寒さをすっかり忘れられた。そしてストップしたら、また骨まで凍り付きそうだった。
この日が終わり、レストランへ食事しに行った。スノーボードジャケットを脱いだら、僕はロングスリーブTシャツしか着ていないのをみんなが信じられないと言ってた。haha. 寒いにきまってる!他のみんなはジャケットのなかに3枚レイヤーを着てたのに、僕はそんなこと考えてもいなかった。why? だって僕は超ビギナーだし、山になんて行かないからね。haha.
高橋さんには本当に感謝してる。こんな写真を撮ってくれたり、僕のことを良く面倒みてくれたから。彼がいなければ、サバイブできなかったはずだ。=no way!