My Partner in Crime…

181


トニー・モニーツはハワイで最もリスペクトされてる一人。みんなが知っていて、みんなが道をあける。彼が波に乗ろうとパドルすれば、トライすらしないだろう。でも、最近は理解してないサーファーたちがいる。彼らは、怖いものなしでクレイジーなサーファーにドロップインしちゃうんだよ。僕は友達に、どんなことがあっても彼のジャマをするなっていつも教えてる!!! 特に、こんな感じでテイクオフしてるのを見かけたときはね。

でもさ、やっぱり無知なサーファーもいる。彼らはこれからどうなるのか後ろを見てない。この時は3人。

ラッキーなことに2人は波をミスしたけど、1人はテイクオフして波に乗ろうとした。僕は心のなかで”omg,あの子クレイジー!”って思ってた。

トニーがすぐ近くに来れば、止まらないのは分かるだろう。以前、たくさんのサーファーがひかれるのを見たことあるよ。ワイメアベイ、パイプライン、サンセット、そしてワイキキ。今回はダイアモンドヘッド。haha.

そして数人のサーファーの上でオフザリップしようとしてた。僕はビデオを撮りながら大声で笑ってた。たくさんの若いサーファーたちが、トニーみたいなハワイアンレジェンドをリスペクトしないから、笑うしかない。彼らはぶつからない限りは学べないだろう。僕はフォイルにはぶつかりたくないけどね。そんなことになったら、間違いなく緊急治療室へ直行だ。

トニーが乗る波ごとに笑ってた。80年代の頃の昔のトニー・モニーツに戻ったようだ。いろんな素晴らしい思い出がよみがえったよ。僕がどうしてワイルドになったのか知りたいなら、もう分かるよね…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide