Foil Redemtion…

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僕は新品のマジックボードを使ってみた。以前一度だけ乗ってみたけど良い波の時にテストしたくて今日のような日を待っていたんだ。30分も経たないうちに、頭からつま先までひかれてしまった。

ラッキーなことに僕の頭の方へまっすぐやって来たけど致命傷になるフィンから潜って回避できた。かわりに僕のボードに激突した。僕は40年サーフィンしているけど今までこんなことはなかった。僕はもうどうしたらいいか分からない!って腹が立った。ラッキーなことに僕をひいた奴は日本人だった。僕は日本人が好きだから少し気持ちが落ち着いた。僕たちがビーチへ戻った時、彼に大声をあげてしまったことを謝罪もした。彼の表情とマナーを見て彼が本当に申し訳なさそうにしていたから、そうすることができた。

僕のマジックボードは壊れてしまった。もう使えるように修理できない。ショックだったけど後で僕の友達は僕にこう言った。「君の頭じゃなくてラッキーだったよ。」ってね。本当にそう思うよ。僕はちょっと思った。「僕のフォイルじゃなくてラッキーだったよ。きっと腹立たしさを抑えきれないだろうね!」haha

その後Mayukiに乗って作業をしに行った。全てのちょっとしたことを確かめるにはパーフェクトだ。

それから夕方にフォイルをした。僕は自分に言った。「アウトへ行って今までに乗ったことがないような大きな波をゲットしてやる!」だからボウルズのアウトサイドのピークのところまでパドルアウトした。そして大きなセットにテイクオフしてインサイドまでずっと乗っていた。それは僕の心の傷を癒してくれた。そしてまるで10フィートの波を乗っているような気分だったな…

それから家に帰ってヘルシーなディナーを食べた。

それは変なことだよ。だって日本ではほとんどサラダなんて食べなかったんだから。なので家へ帰ってきたら凄くフレッシュなガーデンサラダを食べたかったんだ。

間食せず、その日の3食目。僕はエネルギッシュでヘルシーになったような気がする。睡眠をとって明日も同じようにしよう….
(翻訳:タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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