Guatemala: Volcano of Fire

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前にも話したけど、今までで一番エキサイティングだったバックパックトリップはガテマラだった。行く場所あちこちでショットガンを構えた人を見かければ、その国が危険と分かるだろう。バックパッカーなら、危ないかどうか気にするはず…

飛行機から降りてすぐ、何をすべきか決めてた。どんなことに巻き込まれるかわからなかったから。

8時間の山登り。脱水症、スニーカーを履いていたことで死にそうだったし、活火山の頂上付近で小さなテントで一夜を過ごそうとしたんだよ??? really? cool!

真夜中に地面が揺れるのを感じ、爆発音が聞こえ、活火山から火の粉が上がるのが見えた。夢みたいだった。時差ボケしていたから、信じられなかったんだ。その場に足を踏み入れてしまったことに気づいていなければ、息を呑むほど美しいものだ。自分の目を疑ったよ…

そして次の日は地球上で最も危険な場所のサンライズで目覚めた。人生最大のアドベンチャーを達成した気分だった。これ以上の経験はなかったよ…

opps, 戻らなきゃ。次の日は満員のバスに乗り、狭くて滑りやすいガタガタ道を帰ったのも相当デンジャラスだった。いったんスリップしたりパンクしたりすれば、みんな命を落としてしまう。世界一危険な道路だから、そんなことは何度も起きてる。寝ようとしたが、怖すぎて、結局は9時間ずっと起きてたよ。

手作りの橋を渡る?トラックは重すぎると思ったから、歩いて渡ることにした。人がパニックになってるトラックの荷台の上にいるより、一人で落ちたほうがマシだ。

グァテマラのダウンタウンには行くなと言われていた。世界で一番危険な都市だから。いま思えば、僕みたいなツーリストが自転車でストリートを走るなんてバカだったと思う。

だけど、これがどの国でも経験をするのに最適な方法なんだ。

まさに僕が頂上まで登った火山が噴火し、数百人の命が奪われたというニュースを見たとき、身の毛がよだった。あるローカルに、火山が噴火したらどうなるか聞いたとき、彼はみんな死んでしまうだろうと答えたことを思い出した。彼が火山にいず、命を落としていないことを願うよ。
またハイクしたいかって? no way…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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