Very High Risk Boating

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こんなコンディションのなか、122キロをボートで走ったなんて、結構クレイジーだった。ここまで来るのはイージーだったけど、一年で一番ビッグな波が島中にブレイクするなかを戻るのはハードだ。もうすぐ帰るけど、こんな風にナーバスになったのは久しぶりだ。lots of doubts, and i don’t like doubts…

でも、友達と一緒にモロカイ島に行けるのはごほうび。行くためには何かを犠牲にすることもあるだろう。

海を見ながらビールを飲み、最高のアペタイザーのビッグなオピヒを自然からいただく。これ以上のものはない。

水平線をのんびり見ながら一日中こうやって過ごしていられる。みんな同じことしてたよ。

夕方には、超キレイなオレンジの月が昇るのを見てた。マジックショーのようだ。

みんながぐっすり寝てる間、僕はMayukiに戻ってたから、あまり眠れなかった。ビッグウェーブと高潮でボートは揺れ、アンカーが緩みっぱなしだった。真夜中の真っ暗な海で、アンカーをリセットしに2回も泳いでいかなきゃいけなかったんだ。これで眠れると思う?haha.

サンライズとともに起きた。なんて美しいサンライズだろうってみんなが考えてるとき、僕は一体どうやって家に帰ったらいいだろうか考えてた。すぐ目の前にあるマウイ島のJawsでは40フィートの波が届いてた。オアフ島ワイメアベイでは20フィートの波。なんとかしてオアフ島に戻るために、僕らはモンスタースウェルのチャンネルを渡らなければいけないんだ。考えるとちょっと恐ろしかった…

あと一日ステイするべきじゃないかってことも考えた。それか、今まで経験したことのない数少ないチャンスにトライしてみるか。もちろん、僕はチャンスに賭けるほうを選んだ。

クモはチャンスをモノにするでしょ。僕らもだよね?

omg, 2日間はこんなに素晴らしい食事を食べたんだ。僕らをもてなしてくれた、いとこのディノに感謝するよ!

ボートにはライフベストを積むのは義務。今まではフロントのコンパートメントに入れていたが、オアフ島への帰り道はきちんと外に出して準備しておいた。最悪の事態に備えてたんだ。実際、モロカイの最終日の食事では、これが人生最後になるかもって、みんなナーバスになってたんだから。haha.

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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