Social Ocean Attack

615

Ocean Ramseyがサメと泳いでいる動画が初めて公開されたとき、すごくクールだと思った。動画の最後のほうで、彼女がサメに触れて乗ってるような場面があった。それを観たとき、そのうち問題になるだろうと思った。そして案の定、彼女はいま、主流メディアやソーシャルメディアで強く非難されていて、命の危険すらあるそうだ。彼女がしたことは、正しかったのだろうか?まあ、僕の見方が知りたいなら、ここに書くよ… もし知りたくないなら、ここから読むのはストップしてね…
Ocean Ramseyはフリーダイバー。僕もそう。これは海とコネクトできるフリーダイバーについて僕らに投げかけられた問題だ。僕らはサメを恐れていないし、死ぬことも怖くない。僕がこんなサメに出会ったら覚えておくだろう。起きている出来事、その光景ひとつひとつを楽しむだろう。僕なら触るか?たぶん触れないだろう。もし触ったら反感を買うだろうと分かっているから。最近は、いいことをしても悪い事をしても、ソーシャルメディアワールドで嫉妬したり悪口を言う人たちの反発に直面することになるだろう。実際、僕がFacebookやInstagramをしない理由の一つだ。ささいなことにも非難しようとする人たちの言うことを聞いてる時間なんてない。僕の人生はそんな人たちよりも良いし、Ocean Ramseyも絶対にそうだと思う。だけど可哀想なことに、人生最高の経験をした彼女は今、ソーシャルメディアのくだらないたわ言と一生つきあわなきゃいけない。この世の中は冷酷だ。妬み屋たちに攻撃させるチャンスを与えたら、ヤツらは飛びついてくるだろう。
だから、ソーシャルメディアのスターたちへ教えよう “keep your hands to yourself(ちょっかいを出すな)”

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide