Gone Flying and Nothing to Lose…

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Pipeline Mastersは今日開催されなかった。だからかわりに飛びに行ったよ。明日は80%の確率で開催されるだろうから早起きしてSeth Moniz vs. Kelly Slaterを観に行かないと。きっとSeth は今日ぐっすりと寝るだろうけどKellyはそうではないだろう。Sethには無くすものは何もないし、勝ち取るだけだから。一方Kellyには無くすものが沢山ある。もし彼が負けたら2002年のオリンピックへ行かないだろう。そして次のオリンピックの時、彼は52歳になっている。だからUSAのために金メダルをとるっていう素晴らしい経歴で締めくくれる最後のチャンスなんだ。彼は7回Pipe Master、そして11個のワールドタイトルを勝ち取っている。今彼の道に立っている者はSeth Monizといえ若者だ。Seth はこのヒートが彼にとってもKellyにとってもお互いどれだけ大切なのか良くわかっている。全世界がこのヒートを見るだろう。そして勝者は色々と歴史を作ることになるだろう。えっ?待てないって?僕もだよ。だから恐らくKellyも僕も今夜はぐっすり寝れないだろう。haha…
(翻訳: タナカ チヨコ)
 

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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