Tourist Trap?

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ダイアモンドヘッドに行ったとき、おかしな光景をみかけた。オープンカーがスーツケースやゴルフクラブ、荷物いっぱいのバッグを乗せたままルーフを開けたまま駐車していた。車をとなりに停めて、持ち主が近くにいるのかなと考えてた。探してみたけど誰もいなかった。警察のトラップかと思っちゃったよ。haha.  

15分後、やっとツーリストが戻ってきた。彼らに”ねぇ、どこへ行ってたの?”と聞いてみた。彼らは、ガケを降りてビーチへ行ったって。OMG! 僕は、”あのさ、こういう風に車に貴重品を置き去りにしてはいけないよ。誰も盗まなかったのはラッキーだったね!”といった。冗談だろうって顔をしていたから、言ってやった。”ここはパラダイスみたいに思われているけど、泥棒もいる。君らの荷物を誰も盗まなかったのにはビックリするほどだよ”。彼はお礼を言って立ち去った。真剣に受け止めていてくれたらいいんだけどね…

1997年6月22日:こちらはボルと僕。インドネシア。波は毎日ずっとセットで4-6フィートプラスのパーフェクト。バレルとオフ・ザ・リップのパラダイスみたい!この4日後、パーフェクトウェーブでサーフィンするのに飽きてしまった。フェリーに乗って、8時間かけてバリに戻った。そしてパダンパダンでパーフェクトな6-8フィートの波をスコアした。
あの頃を思い返すと、インターネットも携帯もサーフリポートもなかった。どうやって僕らがスコアしたのか当ててごらん!

 

 

 

 

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide