Surfing for Bronze and Gold

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僕がオリンピックを見た唯一の試合は女子決勝だった。コンディションはチャレンジングだったけどどの選手たちも全てのことに対して準備しないといけないんだ。

僕にとって、1番凄いって思ったのが日本の都筑有夢路だった。彼女は負けていたのに銅メダルを獲得するために世界最高のサーファーたちに勝ったんだ。彼女は自信に満ち溢れた良いサーフィンをしているよ!

オリンピックへ行ったら、僕はアメリカと日本どちらも応援するよ。どちらが勝っても、僕は勝った気分だよ。僕の国籍は日本とアメリカだから、日本とアメリカのサーファーたちはどちらも僕の誇りだ。

Carissa Mooreが勝つには有利だったから、僕は彼女が勝ったことに驚きはなかった。彼女は最高の選手であり、自信に満ち溢れていて、世界で才能があるサーファーの1人だ。男子でもこんな戦略ができる人は多くないね。

僕は鳥肌が立ったよ。だってCarissaはアメリカ人としてだけではなく、ハワイとして勝ったんだ!

サーフィンの歴史でなんて素晴らしい瞬間なんだろう…

Carissaは今アメリカではサーフィンのメインストリームになるだろう。僕は彼女がロレックスやメルセデスのような大企業からスポンサーの依頼を受けても驚かないよ。彼女の金メダルのおかげで、にわかな百万長者になるだろうし、彼女は凄くその価値があるんだから…

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide