みんなイルカが大好きだ。この美しい生きものを可愛がることはアメリカのカルチャーの一部でもある。僕もそうだ。だけど、”アメリカのカルチャー”と言ったことを覚えておいて欲しい。
だが、世界の別な地域ではイルカは収入源で食料となる。フェロー諸島の人たちは自分たちの食料としてイルカを捕獲し、それは何千年も続いてきたことだ。他の国のアクティビストが来て、捕獲について抗議することには怒りを覚える。ハワイアンはブタを狩猟して食べ、アメリカ人はシカをハントし、日本人は馬、アフリカ人はゾウ、インドネシア人はオランウータンを食べる。挙げればキリがない。僕らにはそれぞれのカルチャーや信念があり、自分の信念を他人に押し付けることはフェアではないと思う。カルチャーはカルチャー、好きか嫌いかだ。自分の国のカルチャーが世界のガイドラインだと考えることは、とても狭い思想だ。僕は、色んな場所に旅をして、それぞれのカルチャーを学ぶことを勧める。だから、文句を言わずにパスポートをとろう！
