Underground Localism

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Greg Apotっていうサーファーの名前を聞いたことがある?彼は長いあいだサーフィンし続けてきたアンダーグラウンドローカルだ。1990年代初めには、よくコンテストで競い合ってたから、彼のことはよく知っている。パイプライン/バックドア、島のあらゆるポイントにパドルアウトしてきて、どんな波にでも乗るようなヤツなんだ。ドロップインしたくないような相手でもあるから、彼が波に乗ろうとパドルしたら、その波にパドルすらしてはいけない。グレッグみたいに島のどこのポイントでもサーフできるような人は、すぐにローカルの食物連鎖の頂点になるんだよ。知り合いなら最高にフレンドリーだけど、そうじゃなければ一番コワい人かもしれないね。

こないだの朝、ボウルズに行ったら、誰がいたと思う? そう、Greg Apoだ。彼はいつもはそこでサーフィンしていないから、もちろん誰も知らなかった。でも、20-30年間ずっとローカルなら、そんなことは関係ない。彼は波に乗るだろうから、もし僕のように彼を知っているなら、謙虚でいたほうがいい。とりあえず、友達には”このポイントでどれくらいコンスタントに、どれほど長い時間サーフィンしているのかは関係ないよ。食物連鎖の上には、必ず自分よりも上がいるから気をつけて”って教えたんだ。これが典型的な例。
nice to see you and nice to chat with you Greg.   you still rip brother!!!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide