The Hawaiian Generals

534

最近のサンライズもサンセットもすごくビューティフル。涼しい風で空気はサラっとし、その色合いもアメージング。

昨日ボウルズでサーフィンしてたら、昔からのローカル2人がやってきた。ランス・ホオカノとブライアン・アモナは僕らが生きてきた人生よりもずっと長いあいだサーフィンをしている人たちだ。2人は世界中を旅し、とてもリスペクトされ、そして2人ともディープなハワイアンの血筋だ。
もし彼らが島のどこかのポイントでサーフィンしていたら、邪魔してはいけない。乗ろうとする波には、パドルすらしてはいけない。個人的に知り合いじゃなければ、じろじろ見るのもダメ。僕は知り合いで良かったよ。もしそうじゃなければ、2人揃ってアウトにいたら海から上がってただろうから。なぜって?セットはだいたい2本の波だから、彼ら2人が乗る。そしてラインナップに戻ってきても彼らは順番待ちする必要はない。それは僕らが従わなきゃいけないルールだよ…

ブライアンがテイクオフ。ご覧のとおり、誰もこの波にパドルしていないし、行く方向にも誰もいない。これが”リスペクト”っていうもの。

ランスは35年前からずっと僕のお兄さんみたいな人。いつも優しくしてくれて、本当に感謝している。海のなかでも、海から上がっても知り合いだといい人…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide