My Sponsorship Proposal

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1990年、僕にはプロサーファーになるという夢があった。だからスポンサーを探さなくてはいけなかった。簡単なこともあったし、そうじゃないこともあった。大学に通っていた時にこのポートフォリオをキャンパスで作った。大学が初めて採用したマッキントッシュのパソコンで作ったもの。それがマッキントッシュとの出会いで、パソコンの使い方を学んだときだった。思い返せば、自分の夢を叶えようと、これほどまでに決意を固めていたとは思わなかった…

大学生になってからはマッキントッシュにフロッピーディスクを入れてアップデートしていた。22歳のときに将来のゴールを決めたんだ。トップに昇りつめたかったし、スポンサーをつけたかったし、どこでサーフしてもリスペクトされたかったんだ。いまこれを見ると笑っちゃうけどね。昔の僕はかなり大きな夢を抱く小さな子どもだったようだ。

親しい友人のケヴィン・カマクラがサーフフォトグラファーを目指していたから、僕を練習台にしていた。ハワイ大学に呼び出されて、スタジオで撮影した。僕はずっと笑いっぱなしだったから、”笑わないで!!!”と言われたよ。haha. このとき体重は65kgしかなくて、ウエストは29インチだった。いまじゃ82kgでウエストはもっと太い。昔こんなに痩せてたなんて、誰も信じないよね。今はこんなんじゃないから。haha…

とにかく、大掃除していろいろ処分しているところだ。で、人生の転機となる瞬間を取り込んでおこうと思ってる。30年前から世界中を旅したときのすごくクールな写真を見つけたから、お楽しみに…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide