Crazy Gaijin in Shonan

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アラモアナでまた素晴らしい朝だった。オフショアのそよ風が気持ちいいんだよね。

もし正しいボードを持っていたら凄く楽しめるよ。海の上を歩くって夢みたいだよ。

1992年に戻ろう。僕は日本にいたんだ。日本語を話せないし、友達もいなかった。インターネットもなかったし、携帯電話もない、それにもちろんGoogleマップもなかった。僕は湘南に住んでいたから毎朝よく海までこの小さな車でドライブしていたよ。色んな所へ行って迷いながら沿岸を行ったり来たりしてサーフィンする場所を探していたんだ。湘南が湾の中にあるってわかるのに3ヶ月かかったよ。だからフラットな時はほとんどフラットなんだ。僕は毎日波を探すのを諦めなかったよ。そして波を見つけた時、主要道路に違法駐車して、サーフボードをつかみ、ビーチまで叫びながら走るんだ。人は僕がクレイジーだって思ってたに違いないよ。毎日サーフィンする人にとって何週間も波がないなんて、僕は文字通りクレイジーだったよ。haha.

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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