Get me out of Jakarta!

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ジャカルタの空港で僕が乗る飛行機のチェックインをしに行ったんだ。空港のスタッフが僕の書類をチェックする時は午前4時半だ。その時に彼女が僕に「申し訳ございませんが、こちらのフライトに乗船される24時間前にPCR検査が必要なんです。」って言ったんだ。僕は「えっ?昨日、空港のスタッフは僕に言ったのはフライトの48時間だったよ。」って言ったんだ。omg, 僕は24時間以上前に検査を受けてしまったから、彼らは僕に乗船できないって言ったんだ。僕は「今検査を受けられる所はどこかありますか?」って聞いたんだ。彼女は指で上下左右に指したんだ。僕は記憶して走りだしたよ!もちろんサーフボードを後ろに置いて行ったよ。だって全部のサーフボードを引っ張って検査を受けに行くなんてとんでもなかったからね。サーフボードを誰かが盗んでしまったらなんて気にさえしなかったし、僕はとにかくジャカルタから出たかったんだ!

やっとPCR検査と申し込みするこの小さな仮設のテーブルへたどり着いた。もちろん表示もないし、英語を話す人は誰もいないんだ。ありがたいことにサインランゲージは万国共通だ。僕は申し込みをして85,000ルピアを支払い、それからさらに角を曲がった方へ指示されたんだ。

仮設の検査場にたどり着いた。また鼻に物を突き刺されるのかと思うと信じられなかったよ!でもまた彼らは突き刺したんだ。もうジャカルタから出たかったよ!

僕の人生で1番長い10分だったよ。もし陽性だったらすぐに政府の施設に連行されて7日間隔離されるんだろうなって思っていたんだ。Bol から聞いたんだけどジャカルタの隔離施設はまるで刑務所みたいだそうだ。陰性で本当に良かった。僕はまた走って戻ったんだ。

時間通りカウンターにたどり着いた。そしたらスタッフが僕のボードバッグを測っていたんだ。サーファーなら凄く悪いニュースだよ。また今度説明するね。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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