Surfboard Charge: JAL vs. Hawaiian Air

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サーファーにとって、チェックインはかなりドキドキするものだ。自分たちにはどうすることもできず、チェックするひと次第だから。彼らは好きなように値段をつけることができて、僕らは支払わなければボードを飛行機に乗せることができない。ボードバッグだけで4,000ドルを支払ったサーファーを知ってるよ。とにかく、僕は5本ずつ入った大型のボードバッグを2つ持ってた。重さはそれぞれ25KGだった。


キミのサーフボードを見てエアポートスタッフが笑ったらマズイことになるだろう。”おぉ。今日はけっこう稼げるじゃん!!!”って思っているから。そしてメジャーを取り出し、隅々まで測る。その数値をカウンターに持ち帰って、計算式か何かに入力して法外な値段を算出する。僕は今までラッキーなことにゼロか400ドルまでしか支払ったことがない。でも、うちの甥っ子たちを含め、何千ドルも支払ったという友達もいる。


おそらく日本航空はサーフボードを運ぶのには最も高額なエアラインだろう。2本のボードを入れたバッグ1つあたり200ドルかかる。そしてバッグが大きければ、測定してさらにチャージする。今回の僕のバッグなら1,000ドルを超えていたかもしれない。BUT,僕はハワイアンエアラインとのコードシェア便のJL720に乗った。賢いことに、ハワイアンエアのチケットを予約したから、そのルールに従うことになった。で、ハワイアンエアのルールは25キロ以内のボードバッグはどれも150ドル。それは、バッグに好きなだけサーフボードを詰められるってことだ。そのことをエアポートスタッフに話したら、嬉しそうじゃなかった。笑顔は落胆の表情に変わったよ。サーフボード10枚を300ドルで済ませたってこと。ドリームサーフトリップに行く前に、リサーチすることをお忘れなく。安いチケットを見つけても、その後のサーフボードチャージでさらに支払いが嵩むこともあるから。何よりも、good luck…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide