Japanese or Hawaiian or Californian Scale?

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波の大きさについてはかなり質問を受ける。日本では、身体の一部を使って波のサイズを測る。小さい日はヒザコシ、中くらいはアタマ、波が大きい日はダブルオーバーヘッドというような感じだ。カリフォルニアでは、波の正面から見てサイズを測る。コシサイズの波は3フィート、ヘッドハイは6フィートになるだろう。でもハワイでは、僕みたいなオールドスクールサーファーたちは波の裏側からサイズを測る。日本のヘッドハイやカリフォルニアの6フィートは僕らには3フィート。だからサーフリポートを出すときは難しいんだ。サウスショアがフェイスで10-14フィート?僕にとっては実際4-6フィートってことだ。

今回はタウンで経験した中で最もストロングなスウェルの一つだった。海水が大きく動き、海にすごいエネルギーがあった。久しぶりに最悪なワイプアウトをしたよ。この波はテイクオフがディープすぎたから、頭の上でリップが崩れるか、抜け出すかのどちらかだった。僕は抜け出すを選んだ。怪我をしなくてよかったよ。ボードを折った人や2本連続で巻かれて溺れかけた友達も見たし、あちこちでみんなが恐怖に満ちた表情をしていた。1日で300件以上のレスキューがあったそうだ。どれほどパワフルなスウェルだったかわかるはず。だけど、こんな日々のために生きてるんだ。次のビッグスウェルが楽しみ!!!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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