木曜日 11月21日 2024年

Taroko War Zone


何年も前からTaroko National Parkに来てみたかった。やりたいことリストに入れていて、今年4月に今回と同じように台湾沿岸を巡る旅をするつもりで、ここに来るのは最優先事項だった。だけど、その旅の前に巨大地震によって山が揺れ、あちこちで地滑りが起きた。道路が封鎖されていて、僕らはそのトリップをキャンセルしなくてはならなかった。それから7カ月後、いまだに至るところに被害があるのがわかるだろう。今朝早く、車で行ってみたら信じられないものだった。まるで戦争地帯!車も観光客も、誰もいない。渓谷の奥まで行ってみたが、本当に恐ろしかった。道のど真ん中には大きな岩がゴロゴロしていて、落石の恐怖もあったし、ガードレールは破壊されたりねじれたり、なくなっていたエリアもあった。こんな感じで、2000フィートの垂直の崖が露出していて、かなりビビった。運転中はずっと岩が落ちてこないように、崖から落ちませんようにと祈っていた。本気で怖かった。


もう一つ、ゾッとしたのは、普段は綺麗なエメラルド色の水が、グレーだったことだ。実際、すべてが濃いグレーで、爆撃でもされたのかというような感じだった。岩をよけながら公園内を1時間以上運転したあと、無事に到着した。後から分かったことだが、公園はいまだに閉鎖されていたようだ。OMG! クレイジーすぎる景色の写真をたくさん撮った。そのあとはヒザサイズの波を探して海岸線をドライブしたから、心がスッキリしたよ…


ヒザサイズよりもデカかった。沖にはサーファーが2人しかいなくて、僕らはみんなスコアした。今までは台風を追いかけていたけど、今回は台風が僕を追いかけてきた。かなり前に計画したトリップだったけど、台風Usagiが現れて、波を送ってくれることになったんだ。母なる自然が与えてくれるものはなんでも受け取ろうと思う。BUT,もう2度とTaroko National Parkにはいかないだろうな。本当にトラウマになってる。ファーストウェーブに乗ったあと、海が僕のことをクレンズしてくれた気分だった。僕は山の人間じゃない。


チューブじゃないけど探してる。


もしチューブがなければ、いつでもオフ・ザ・リップ。


素晴らしいサーフセッションのあとのビーフヌードルスープは最高だ!

Asian Paradise 2

Tuesday morning and another day of good waves! No rain, lighter winds, and nobody out. Just us and Mother Nature. I love this place!

Explore and Score

台湾の海岸をドライブしたのは初めてだったからどこへ行くのかわからなかった。とにかく海まで1番近い道路を走って、波を探そうとする、それだけだった。時には何か見つかるけど、何も見つからない時もある。今日は川の上の橋を走って、僕が海の方を見た時、オフショアのコンディションでこのパーフェクトなオーバーヘッドの波を見たんだ。僕はすぐにUターンして川の方の小さな泥道へ行った。波を見るために車から降りたら、僕が見たものは信じられなかったよ!それはこのパーフェクトなセットアップだった。僕の心臓はドキドキしだして、アドレナリンははハイになったよ。そしてボードにワックスを塗るのに集中するのがやっとだったよ。こういうのがサーフィンだよね。新しい場所を探検して、何も期待しないで、こういうパーフェクトに波をスコアする。サーファーとしてこんな気持ちに勝るものはないよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)