Fishing Sucks!

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最近、夜釣りをする人が魚をキャッチするチャンスをもっと得るために海の遠い沖の方へドローンを使って釣り糸を運んでいるんだ。でも釣り糸はリーフに絡まると、釣り竿から簡単にカットして切り離し、放置するんだ。だから僕たちサーファーが早朝にサーフィンするために沖へ行くと、あちらこちらに分厚い釣り糸があるんだ。今朝は岸からボウルズのラインナップまで2本の釣り糸があった。僕は釣り糸に絡まっているサーファーを見かけたよ。そして、彼はほぼパニックになり始めていたよ。これは凄く危険なんだ。だってこの糸は凄く強くて切れないんだ。だからもし腕か足に絡まったら、釣り糸によって深く切られるだろうね。この釣り糸は凄く強いから、それを切るには鋭いナイフが必要なんだ。それにナイフを持ってるサーファーなんか知らないよ。

1番スマートな方法はボールを作って、少しずつ巻き上げるんだ。最初の糸は凄く長かったから巻き上げるのに30分かかったよ。

釣り糸の先はこんなに鋭くて、リーフに絡まっているんだ。それにアウトへ行く途中だけで、手に絡まって解いたりしないといけないよ。幸いにも今朝は誰も踏まなかった。こんなことは今まで問題にはならなかったんだ。だって釣り糸をあんな遠くの方へ運べなかったからかね。今彼らはドローンを使うから釣り糸は海の色んな所にあるんだ。こんなことをするのは初めてではないんだ。釣り人がもっとこの問題についてリスペクトして、責任を持ってくれたらなって思うよ。いつかウミガメやモンクシールが釣り糸に絡まって、死んだりするだろうね。あるいはサーファーでさえもそうなるに違いないよ。恐らく人々がアクションを起こした時にはもう遅すぎるんだろうね。素晴らしい一日の始まりに美しい海で絡まるなんて本当にガッカリだったよ。

1時間後、やっと僕は女性たちと合流して素晴らしいサーフセッションをしたよ。

波は小さかったけどマジックボードがあれば大丈夫だよ!

ランチの後、僕たちはラウンド2でアウトへまた行ったんだ。僕は彼女に”GO!”って叫んでいたんだ。そして今回は母なる大地の勝ちだったよ。彼女のボードが飛んで彼女の2本の足が空中にあるのを見てみて!haha. 昨日にその日最高の波をゲットした後、今日は海が彼女のためにまたこんなプランを与えたんだ。こういうわけでサーファーたちが海に恋をするんだね。海のおかげで人生で最高にハッピーな瞬間がもらえるんだ。でもガッカリさせられることもあるけどね。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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