1970, 1980年代、アイナハイナに”Ranch House”というレストランがあった。その頃の僕は13歳で、母と姉は毎週水曜日にライブを聴きに行ってた。僕もたまに一緒に行き、毎週水曜の夜に演奏するバンドの目の前のテーブルで音楽を聴いていた。それは”The Makaha Sons of Niihau”というバンドだった。
右端の若者はイズラエル・カマカヴィヴォオレ(Bruddah IZ)だ。彼がウクレレを奏で、心の底から唄う姿を覚えているよ。文字通り彼らから6インチのところにいたんだから。母と姉は彼らと友達になり、彼らの演奏する曲のほとんどが僕の耳に一生残るものになった。その後、コンサートでBruddah IZを観に行くといつも、彼の歌声を聴いてゾクゾクしていたよ。本当にパワフルだった。
いくつもの賞をとり、Bruddah IZは”somewhere over the rainbow”や”white sandy beach of hawaii”という曲で世界的に知られるようになった。このビデオは、1996年のナ・ホク・ハノハノアワードでの演奏だ。人生最高に大好きなKaleohano という曲。これを聴くと鳥肌が立ち、涙が目に浮かぶんだ。歌声をとおして彼のこころに耳を傾けてみてください。素晴らしいんだよ…