Carbon Copy Turbo Boost

242

目が覚めて、ノースショアへ行く計画を立てていたんだ。もう1人の自分が「波は良くなるから多分バックドアでバレルをゲットするのにトライするつもり!」って言っていたんだ。そしたらまた別の自分が「うーん、きっと混んでるし、沢山のハングリーなプロサーファーたちがいるよ。だってあと数日でパイプラインマスターズがスタートするからね。わかってる?」って言ったんだ。僕はまた別の自分の言っていることを聞いて、タウンにいて、鳥みたいに飛ぶことにしたんだ。見て!なんて美しい景色なんだろう!

波とコンディションは昨日とそっくりそのままだったよ。夢のような完全にパーフェクトだったんだ!

ダイヤモンドヘッドが噴火しているように見えない???クレーターに雲でできた煙が出ているのを見て!Cool.

この土曜日の朝は凄くピースフルだった。2人にふさわしい最高の波をキャッチしながらアウトサイドで話をしているアンクルClaranceとアンクルPaul。彼らは僕にも話をしてくれ、僕たちは幼い子供のようにずっと笑っていたよ。ノースショアで子どもたちと戦争するかわりにタウンでアンクルたちと平和に過ごすことを選んで良かったよ。

僕は水面からフォイルを出す練習をしているんだ。もうスピードは出ているんだけど、先がこんな風に出るとファストリリースした感覚になるんだ。ターボブーストみたいな感じだ。実際にこのターンをしてからMayukiまでパンプバックして、アンカーを引いて、最高にハッピーなまま帰ったよ!

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide