One Girl and the Sea

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波は風が強くてワイルドだったから、シンプルにサーフィンする代わりに僕はガールズをサーフコンテストのヒートのように対戦させたんだ。時間は20分、優先権はナシで1番長く乗れた方が勝ち。彼女たち2人ともサーフィンのヒートは初めてだったから、どんな風に彼女たちのヒートを続けるのかは分からなかった。

ちょうどスタートした時、彼女たちはパドリングして、お互い競い合い、波を探して凄くアグレッシブになっていた。僕はビデオを撮りながらビーチにいたんだけど、笑いすぎちゃったよ。凄く面白かったんだ!彼女たちは2ヒートしたんだけど、ビーチに帰って来た時は2人ともヘトヘトに疲れ果てていたんだ。僕は2人に休むように言ったよ。なぜなら明日は最終日だからね!

それから僕たちは午後にダイヤモンドヘッドの側を通ったらアウトには誰もいなかったよ!風は50mphでカレントは凄く強くて、コンディションはハリケーンと同じくらいだったよ。

でももっと上手いサーファーになりたかったら、こういう日が1番学べるんだ。それに良い波をゲットしたら更にもっとやった甲斐があるもんね。この子は今日人生で最高の波をキャッチしたよ。僕でさえ一生懸命そこそこの波をゲットしようと頑張ったけど、彼女は3本ゲットしたよ。Stoked!

One girl and the sea…

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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