Indonesia Surf Aliens

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インドネシアの旅に戻ろう。スカーリーフのビーチでローカルの1人と話をしていたんだ。僕が30年前にここでサーフィンをしたことを彼に話したら、彼は本当に驚いていたんだ。彼は僕にその当時はここでサーフィンをした人は誰もいないって言っていた。しかもあの時はビーチに何もなかったし、誰もいなかったって言っていたんだ。さらに当時彼はまだ生まれていないって言っていたよ。だから根本的に僕たちの大きなセイルボートが停まって、サーフィンしたりバレルをゲットしたりしていた僕たちをあの当時誰も見ていなかったんだ。それに彼らが見ていたとしても、あれは凄くおかしいことになっていたんだろう。サーフィン エイリアンかな?想像してみて。

スカーリーフから海岸のすぐ上に”ファントムズ”って呼ばれているスポットがあるんだ。僕たちは前からそれを見れなかったけど、ボートの後ろから飛び降りたらすぐに海の強いエネルギーを感じることができたんだ。僕たちはシャロウな岩礁の方へパドルした時、僕のマインドは「ok、これは典型的なパーフェクトでクリーンなインドネシアの波ではないよ。」って思っていたんだ。これはノースショアやタヒチのような波、それ以上なんだ。もし怪我をしても誰も助けてくれないだろう。だから波にパドルしたらコミットした方が良いよ。僕のファーストウェーブは波とリーフを試すものだった。それから2回目の波はバレルに入ったよ!こういう不確実なもののおかげでこのような人里離れたサーフィンスポットを凄く病みつきにしてくれるんだ。

Mateusは30分でココヘッドトレイルを登ることができるんだ。アメージングだよね!

僕の1200ドルのRimowaのスーツケースのコマの一つが壊れちゃったよ。

Rimowaストアへ行ったら30ドルで新しいコマを売ってくれるだろう。ここのスーツケースが世界で1番であることを考えると、そんなに悪くないね。僕は他のものでは旅を絶対にしないよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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