トラベルサーファーである以上、いつでも動けるようにしておかなくてはいけない。海の状況が変われば、プランも変わる。僕らは1日早めにバリに戻ることにしたから、オフィスを構えて帰り道をサーチした。これぞ”チームワーク”だ。
ちょうど数日前に、道路を横切ってブッシュに横転した2台の大型トラックを見たばかり。道路は険しく狭いから、こういうことは日常茶飯事みたいだ。あんな道を1日に何度も運転するには、かなりの神経を使う。
スンバワからバリへ飛行機で移動するという元のプランの代わりには、ロンボクへのフェリーに乗り、長時間ドライブしてロンボクからバリ行きの飛行機に乗るという方法しかなかった。
スンバワのフェリーには決まった時刻表はない。船が来るときは来るし、出港するときに出港する。それをコントロールすることはできない。
ロンボクへ入り、バリへの飛行機に間に合うことを祈るのみ。乗り遅れたら、また長時間フェリーに乗らなければいけない。旅の時間はさらに7時間が追加される。
フェリーを降りるときはみんなが待ちわびていた。おかしなことに、ルールがないんだ。ゲートが開けば出られるってこと。
朝5時にスンバワを出発して、バリに到着したのは午後2時。長い移動の1日だったけど、素晴らしい経験だ。その後のバースデーパーティーは、苦労した甲斐があったよ…