#7 Uncle

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兄がいなければ、ウェーブプールでサーフィンすることはなかっただろう。彼はエキスパートコースをやり遂げようと意気込んでいた。僕ら2人とも、波がどんな感じか見当もつかなかったけど、あっという間に理解した兄にはすごく感激した。たくさんのボードがあるなかで、彼は木村さんの6’8に乗った。


おもしろいことに、兄には7番がつけられた。セス・モニーツみたいだね!Nice turn Uncle.


ウェーブプールでのサーフィンはマニューバーのいい練習になると思った。ウェーブプールでターンできるからといって、本物の波でもできるとは限らないけど。僕としては、自然のサーフィンが100倍難しい。


僕らが入っているとき、若い日本人のサーファーガールが僕らにどんな風に波に乗るかお手本をみせてくれたよ。リッピングしてた!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide