海の沖でこんなに穏やかで静かな日は凄く珍しいんだ。遠くに見えたら、あれがオアフ島だ。だから僕たちは海の沖32キロメートルの所にいるんだ。そこは基本的に静かな沖で、その日も静かだった。僕がボートを運転している時ボーイズがシュノーケルをしながら話をしているのが聞こえるんだ。もし水中にいたら、何も聞こえないだろう。でも僕たちはとにかくあんな風にまだ話をしているんだ。基本的には自分たちに話している。僕はこんな風に聞こえたよ。「わあ!綺麗な海。凄く綺麗。あのサメに気をつけて。あっクラゲだ。OMG 逃しちゃったよ。OMG 僕も逃したよ。」とかね。僕は笑いながらその会話を聞いているんだ。
フリーダイビングはできる限りすれば最高のセラピーになるよ。基本的には君たちと海だけのセラピー。一度海に入ると気を散らすとものはゼロだ。聞こえるのはクジラの声だけ。そしてどんどん深く潜ると、眠りに落ちそうになるんだ。
時々、何かに見られているような変な気がするんだ。振り返ったら、ちょうど僕のフィンの後ろにサメがいることが何度もあるよ。時にはクジラがいることもあるんだ。
この日は凄く穏やかだったからボートは動かなかったんだ。あんな穏やかな日にダイビングしたのは今まで思い出せないよ。これ以上良いコンディションの日はないよ。
今朝僕の兄がホノルルマラソンにゴールできたのでおめでとう。彼は今年はサンダルはいらなかったんだ。でも念のためウェストベルトにサンダルをつけていたんだ。彼がどうしてそうするのか僕はまだ理解できないよ。
(翻訳: タナカ チヨコ)