The Deep Silhouette

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Kimo Gasperとは35年以上の知り合いだ。彼はハードコアサーファーしか知らないような、かなり上手いアンダーグラウンドなサーファーだ。それに、オアフ島のベストダイバーの一人でもある。1990年にWorld Surfing Championshipsのために一緒に日本へ行ったし、35年間、毎年ビッグスウェルが届くたびにビッグライツでサーフした。最近は一緒にサンライズの撮影もしてるよ。Haha.


海はすごくクリーン!クリーンだからボーイズがダイビングするとき、サメが彼らをチェックしに泳いでいるところまで見えた。こんなに視界がいいのは今まで経験したことはなかった。


イルカが泳ぐ姿は油絵のようだった。


戻る途中はサンセットフォトタイム。まだ島と島の間にいたけど、海はこれ以上ないほど穏やかだった。


人がいない大自然に囲まれたピースフルな1日を過ごしたあと、オアフ島に近づくのはあんまりハッピーじゃない。”この島はどうなってるんだ???”と気づくときだ。


丸一日、僕らがみていたのはこんな風景。深い海の何百フィートも先へ降り注ぐ太陽の光。魅了されて、現実から吸い出されるようだ。鼓動がゆっくりと、呼吸は穏やかに、あやうく眠ってしまいそうになる。その後、大きな魚かサメのシルエットが海の底に現れたら、すぐに目が覚めてしまうだろう。

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide