
僕はこのパワフルな山にいつも魅了されるし、これからもそうだろう。僕が子どもの時から、僕は祖父母の家の壁にかかっていたこの山の写真を見ていたんだ。数十年にわたって何度も何度もその話を聞いていたよ。僕が初めて自分の目で富士山を見たのは1992年だった。どれだけ興奮して、エモーショナルになって、ハッピーだったのかは絶対忘れなかった。あの気持ちは絶対に変わらない。僕はまだ祖父母のことを思いながらそれを見ているし、僕の過去、未来のことを考えながらそれを見ている。僕はそれを見て、答えを得る。僕の祖父母が僕を見下ろして、人生を導いてくれるような気がしながらそれを見ているんだ。僕は昨日午前2時に起きて、バルコニーへ行き、冷たい風が吹く中、何時間も見ていたんだ。右には輝く満月、ちょうど正面に雪をかぷった富士山、頭上には明るい月、そして左にはゴールデンサンライズが。それは凄くパワフルで、尚且つ凄くピースフルなんだ。僕がこんなにコネクトできる山は世界には他に一つもないよ。

僕たちはドライブして、トダさんとタカミさんに会ったんだ。この旅では僕の家族と友達と遊ぶことが僕には必要なことなんだ。今年は素晴らしい波と体験に恵まれた素晴らしい一年だったけど、これに勝るものはないね。僕たちが日本をドライブしながら旅はまだつづく。
(翻訳: タナカ チヨコ)


