Tako Eye: How to tickle a Tako

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やっとタコの目線になれたから、昨日はかなり狭いエリア内で15個の穴を見つけた。見えるかな?たぶん見えないでしょ?

落ち着いて潜るのがカギ。タコは逃げないから、急がなくていい。

穴でスピアしようと間違いをおかす人がいる。そんなことしちゃダメ!それじゃ外に出て来れなくなり、穴の中で死んでしまうだけだからね。

こんな風にくすぐれば、外に出て来るだろう。

穴の外に出てきたら、わしづかみ。

タコがキミに向かってスミを吐くから、ブラックアウトするのには覚悟して。

タコが逃げようとする時は見えにくくなるだろう。まさに、このタコがそうだった。

それから深く潜り、海底に着く前に捕まえる。一度つかんだら、離しちゃダメだよ。

そしてもう一度ブラックアウトの準備を。このタコは4回も墨を吐き出した。捕食者への防御だ。水がきれいになるまでは真っ暗で、かなり怖いよ。

タコを殺したくなかったから、海面に上がる時は身体に巻き付けていた。タコの締めつける力が強すぎて、たまに逃がさなきゃいけないこともあるよ。

でも、とにかく落ち着いて、集中するのみ。少しでも視線を外したら、見つけられないだろう。ずっとタコを見て、掴み、バッグに入れて、たこ焼きを夢みよう!haha…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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