No Lifeguards on Duty

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雨がザーザーでも海水が汚くても、クリアなポイントは見つけられるよ。カレント次第で、海水は島のそとに流れている。この時は僕らは2本の流れの間にいたから、海水はどんなときもクリアなんだ。
朝はセイラちゃんに2つの選択肢をあげた。パーフェクトな場所でロングボードを歩くか、ワイルドな場所でチャレンジするか。この日は歩きたいってことだった…
パーフェクトウェーブが大好きだから、パーフェクトチョイス。楽しかった!
後ろにはMayukiと長いライトの波。インドネシアのボートトリップよりもいいよ!
昔からのサーファーがアウトにいて、”キミのお嬢さんかい?”と聞いたから、”そうだよ”と答えたよ。haha.  いつもみんなが聞いてくるけど、”ちがう”と言うと変だなって顔されて、若い子と遊んでるキモいやつだと思われるんだ。haha.  だから”娘だよ”って言うほうがイージーなんだ…
そして”キミのお嬢さんは優雅に波に乗るね!”って言われたから”thank you”と答えたよ。haha…
世の中がいろいろパニックしているけど、僕がいたい場所はここ以外にない。もしもウイルスのせいでいつか家では生活できなくなるという噂が本当だったら、そうなる前に海に引っ越ししようと思う。Mayukiにいろんなものを積み込んで、長いあいだサバイブするよ。サーフボード、スピアガン、しょうゆとワサビ…  そしてクレイジーなのは、海が誰も僕のことを邪魔できない一番安全な場所ってこと。僕には夢のような人のいないラインナップ…
最後に。5月1日まですべての州立公園がクローズする!それは、ライフガードタワーが全部お休みってこと!トラックでいつくかのビーチを周ったけど、もうフルタイムのライフガードタワーはなかった。だから海に出るときはくれぐれも気をつけてくださいね。一番大切なことは、冷静でいること!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide