Scouting in Shibuya…

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初めて渋谷に行ったとき、信じられない光景を見た。駅の入り口にいた男の人たちが次々と女の子を追いかけてたんだ。ホステスのいるバーみたいな場所で働いてもらおうと声をかけていた。後でわかったんだけど、それは”スカウト”っていうやつだった。それ以来、頭の中には”スカウト”っていう言葉がずっと残ってる。

ボーイズには、女の子のスカウトの仕方は教えてない。きっと既に知っているはずだろうからね。haha. ジョーク。でも、魚をスカウトする方法を教えている。”海に飛び込み、周りを見て観察し、たくさん魚がいたら僕に教えて。そうしたらアンカーを下ろそう”と伝えた。それが僕のスカウトみたいなやり方。雨でも快晴でも、魚を見つけたければ、いつも同じプロセス…

ボーイズが、”アンクル、すぐ近くに良さそうな洞窟がある。だいたい水深60-80フィートで、超クリーンだよ”と言った。僕はアンカーを下ろして海に入り、順番に魚たちをスカウトしに潜った。 

そこには巨大なGTがいる大きな洞窟があった。潜ってちょっと見てみたら、魚が近くにきた。シャフトで頭を狙い、ショットした。そしたら魚は洞窟の中に逃げ込み、ラインが壊れてしまった。omg,大物を逃しちゃった!!! 魚を見つけだそうと潜りまくった。洞窟は深くてかなり暗かった。60フィート以上を潜らなきゃいけないし、20フィートの長さの大きな洞窟の小さな入り口に入るには腹ばいにならなきゃいけない。何度もトライしたけど、見つけられなかった。ラッキーなサメやウツボ、カニがそいつをゲットするだろう。あの洞窟の場所をはっきりと覚えているから、また潜りに行く予定だよ…  とりあえず、ボーイズは頑張ってスカウトしたね!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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