The Butterflies

454

超早い時間にノースショアへ行ったんだ。波は予想していたよりビッグな方だったからバックドアをチェックしに行ったんだ。海を見た時ずっとソワソワしていたよ。僕が持っていたボードには波が大き過ぎるってわかっていたけど6’のバレルを逃すことなんてできないってこともわかっていた。

だから今までトライしたことがなかった僕の新しい6’1 Kerry Tokoroをつかんだ。何日もフォイルをしていなかったけど精神的にも肉体的にも僕は100%準備ができていた。これが生きがいなんだよね。僕はパイプラインに入るために空いているビーチを歩いて行った。僕はワクワクして、ドキドキしたけどビーチでは落ち着かないといけないってわかっていた。僕が沖に着いたらJohn John FlorenceやBilly Kemperみたいな奴らが沖にいた。パイプラインやバックドアはサーフィンのメッカなんだ。全てがハードな所だ。僕は最初の波をキャッチした後穏やかで自信に満ち溢れた気分だったよ。世界のメジャーリーグのサーファーたちと戦って凄く嬉しい気分だった。そのおかげでもっと上手くなりたいって思える良い刺激をもらえたよ。それに僕はもっと上手くなるつもりだよ。

(翻訳: タナカ チヨコ)

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide