P Point and S Coffin

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プエナポイントを見にいったとき、波はファンで、いつもみたいに混んでいなかった。


ここはのんびりするには最高の場所。ジャングルにいるみたいだ。


バレルになってる波もあったよ!フォイルでチューブに入ってみようかな。


こんなサーフボードの棺を持って旅をしている若者を見ると、20年間同じことをしてきた自分のことを考える。バッグにボードを5本入れて、電車や飛行機、車で持ち運んでいたんだ。たまに飛行機に乗せられなかったり、迷子になったり、バッグを開けたら全部折れていたこともある。ものが盗まれたり、壊れたり、行方不明になったこともあった。プロサーファーとして旅をしていたあの日々のことも、あんまり懐かしくはないんだよ…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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