Surfing Mannerism: Japan Style

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サーフィンのマナーについて話そう。それは、世界中を旅しながら学んだこと。母国以外に行ったり住んだりしているなら、そこのカルチャーや人、特にローカルのことをリスペクトしなければいけない。どんなサーファーでも理解すべき世界のルールだ。怒られたり、追いかけ回されたり、ボードを壊されたり、海を出禁にされるサーファーたちを見かけてきた。ローカルを軽視すると、何か悪いことが起きるのは時間の問題だ。ローカルをリスペクトすれば、ほとんどの人は受け入れてくれるだろう。

その例が和歌山のローカルたち。僕はヘビーローカルと呼んでる。彼らの誰かにドロップインしたり、失礼なことをしたら、大問題!車に走って逃げて、すぐに次の飛行機に乗り、二度と戻ってこないほうがいい。だけど同時に、彼らは地球上で最もやさしい人たちなんだ。こういう人たちはどこかに旅行しても、誰にもドロップインすることは絶対にないだろう。そしてジャパニーズサーファーが世界のどこかでローカルに失礼なことをしているのを見つけたら、彼らが真っ先に説教するはずだ。ただのマナーじゃない。一般常識だよ…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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