Whatever Works

479

15年前は朝も午後もずっと海で過ごしていた。そして夕方、バランスをとるために山へ入ってた。たまに新鮮な空気を吸ったり、探検したり、ハントしていた。何時間もひたすらディナーが通りかかるのを弓と矢を構えて木の上でじっと待っていた。そのあいだは何百匹もの虫たちが身体中を這いつくばり、何千匹もの蚊たちが顔や手を刺してた。でも、いつでも待つ甲斐はあったよ。

山で出会うものはかなりクレイジーだ。ハワイでフクロウを見たのはこれが最初で最後だった。もう死んじゃっていたけど、僕が殺したと思わないでください。僕は絶対そんなことはしないから。うちのおばあちゃんはフクロウが大好きだったから、すごく悲しかった…

たまには何の準備もなく、友達を連れて山へ行くこともあった。ハヤトは足を蚊に刺されないようにするためにゴム手袋を履いたよ。haha. すごく面白いけど、効果があった。なんでもアリだよね?

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide