Split Second Decisions

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もし僕の立場だったらどうする? まず最初に、これはメンタワイ諸島にあるHTの史上最大サイズを記録したある1日の出来事。僕らはボートトリップ中で、波はかなりビッグで極めて危険な状態だった。テイクオフがヤバかったから、長めのボードを持っていった。このモンスターウェーブにパドルしてボトムターンしたら、目の前の100ヤードの海全体が降ってきたんだ。一番安全な方法はこのバレルに入って祈ることだとわかってた。でも、ロータイドだし、リーフにヒットするかもしれないし、最寄りの病院はボートで12時間の距離だということも知ってた。だからサバイブするための別の方法、まっすぐ進んで頭上で波がクラッシュしないことを祈る、ということを選んだんだ。結局この波はアタマに振り落ちてきてボードは3つに割れ、身体の骨15本が調整された。ケガをしなくてよかったよ。この波のことを振り返ると、正しい決断だったと思う。ボートまで泳ぎ、別のボードを持って史上最高のHT’sの波にパドルバックしたからね。そしてその後、最大で最長で人生最高のチューブの一つをゲットしたんだ。13年前のことだ。それ以来、こんなHT’sの写真もビデオもみていない。一生に一度のようなスウェルだったようだ…

唯一、後悔するのはチューブに入っていたら絶対にカバーショットになっていただろうってことだ。でも、悔いはない。ちゃんと受け止めるよ。haha…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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