もし僕の立場だったらどうする? まず最初に、これはメンタワイ諸島にあるHTの史上最大サイズを記録したある1日の出来事。僕らはボートトリップ中で、波はかなりビッグで極めて危険な状態だった。テイクオフがヤバかったから、長めのボードを持っていった。このモンスターウェーブにパドルしてボトムターンしたら、目の前の100ヤードの海全体が降ってきたんだ。一番安全な方法はこのバレルに入って祈ることだとわかってた。でも、ロータイドだし、リーフにヒットするかもしれないし、最寄りの病院はボートで12時間の距離だということも知ってた。だからサバイブするための別の方法、まっすぐ進んで頭上で波がクラッシュしないことを祈る、ということを選んだんだ。結局この波はアタマに振り落ちてきてボードは3つに割れ、身体の骨15本が調整された。ケガをしなくてよかったよ。この波のことを振り返ると、正しい決断だったと思う。ボートまで泳ぎ、別のボードを持って史上最高のHT’sの波にパドルバックしたからね。そしてその後、最大で最長で人生最高のチューブの一つをゲットしたんだ。13年前のことだ。それ以来、こんなHT’sの写真もビデオもみていない。一生に一度のようなスウェルだったようだ…
唯一、後悔するのはチューブに入っていたら絶対にカバーショットになっていただろうってことだ。でも、悔いはない。ちゃんと受け止めるよ。haha…