Chasing Japanese Typhoons: Part 1

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20年以上ものあいだ、僕の仕事は台風チェイスだった。ハワイにいながら、一番正確だと思っていたフィリピンの天気図を見ていた。そして台風ができそうになると日本に電話してどの空港へ行くかを決めたんだ。この場合は、正確な日程でどこにいるべきかがきっちりと分かっていた。で、チケットを買って、翌日に出発。

到着してからピックアップしてもらうこともあれば、ビューティフルな島行きのフェリーに飛び乗ることもあった。到着した時は海は完全にフラットだろう。BUT,ビッグウェーブが近くまで来ているってことはみんな分かってるんだ。1日遅く出発していたら、フェリーは台風ですべて欠航になり、乗れなくなるだろう。だからタイミングがすべて。

ついに台風スウェルがヒットしたら、ガッカリすることは絶対にない。some of the best waves on this planet!

風がオンショアになったら、オフショアになる島の反対側にドライブした。どこのリバーマウスもチェックして、誰もいないパーフェクトなバレルを見つけたら、子供みたいに叫びながらビーチへ走り出すんだ。it was that good!

家に帰る途中、ジャパニーズピザと冷えたビールを求めて寄り道した。こういうのが20シーズン以上にわたる僕の生活なんだ。また同じようにやりたいな!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
https://go-naminori.com/kirbyhawaiisurfingguide