Bloody Ear

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ボウルズの波はパーフェクトなレフトのチューブだけど、かなり難しい。テイクオフするのに正しい場所にいなければ、波は逃げていってしまう。

波に逃げられてしまったら、こういう波をミスするってことだ。タイミングがすべて!

先週、女の子にサーフィンを教えていた。彼女は何度も、波の最後でサーフボードから落ちたり飛び降りたりしていた。彼女にきちんと波を最後まで乗ってサーフボードに戻るようにと伝えた。彼女が”どうして?”と聞いたから、”いつの日かボードがキミのほうに飛んでくるかもしれないよ。どこに落ちるかは誰にもわからないんだ”と答えた。僕のようにラッキーだったら耳にぶつかるだろう。ツイていないサーファーは目にあたることもある。だから、波にはきちんと乗り切ろう。これは、何も考えずにボードから飛び降りたときに起きた数年前の出来事。風にあおられてボードが頭に降ってきたんだ。かわいそうな耳…

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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