Roppongi Nights

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昨夜は1時間、六本木の街を歩き回った。ちょっとエクササイズしたかったし、昔の楽しかった日々を思い出したかったんだ。六本木人気がピークだった時に何度も来ていた。真夜中の最終電車でここに来て、朝5時の始発電車までパーティーしていた。楽しくてワイルドで記憶に残るものだった。あの頃はiPhoneもカメラもソーシャルメディアもなかった。もし存在していたら、僕らはかなりマズいことになっていただろうね。haha.

1990年代初め、千葉でASPのコンテストが開催されている間、波が小さいときは休みがあった。そういう時は電車に乗って六本木に向かったんだ。サニー、カピオ、シモー、ポトをはじめ、若くてクレイジーなサーファーたちとの素晴らしい思い出だ。

思い出にひたりながらの散歩したあと、今まで食べたなかで一番美味しい焼き鳥屋に着いた。カウンターに座ったら、シェフが次々と焼き鳥を出してくれるんだ。メニューも価格もなく、オーダーすることもないから、シェフを信じるしかない。

このおかしな焼き鳥は何かと質問したら、シェフは”卵巣の中にある卵として産み出される前の未熟卵についてる肉ですよ”と言った。僕はそれをぜんぶ口に運ぶ前に、頭の中で理解する必要があった。でも美味しかった…

以前ここのホテルに泊まった時は1泊100ドルだった。昨夜は29ドルしか払わなかった。バリかどこかに来たみたいじゃない?今は何でも安いから、ハワイから来るなら、いまだよ!

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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