One Man’s Life: A Power Twin

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僕はいつもツインフィンボードには悩まされていた。フロントサイドはかなりグッドな動きだけど、バックサイドは難しい。ツインフィンに乗る人なら誰でも同じだと思う。マイク・ウーにツインフィンをオーダーした時、ウルワツでのバックサイドで使うにはちょっと不安があった。でも、一番最初の波からこれはマジックだった!フローが多くてターンしやすく、すごく早かった。5’8と小さなボードがパワフルな波でも思ったよりいい動きをしてくれる。ボードのテールがリップに流れ込んでいるのを見て。こういうのは見るのも気分もビューティフル。

あとでマイク・ウーに、これは人生初めてバックサイドの波で上手く乗れるツインだって話したんだ。彼は、”ケリー・スレーターも全く同じこと言ってたよ”だって。マイクとケリーはこのボードをかなりうまい具合に改良してくれたから、別な1本もオーダーしちゃった。haha. どうやってハワイに持って帰ればいいか分からないけど、成せばなるだ。僕は”一期一会”をモットーに生きているから、欲しいものがあればゲットするんだ。シンプル。この男に後悔はない….

KIRBY FUKUNAGA
ハワイで生まれ育ち、プロサーファー、フォイラー、スキンダイバー、カメラマンの肩書きを持ち、ウォーターマンとして、海で多くの時間を過ごし、海から多くのモノをもらいながら生活しています。彼が伝えようとしていることは、海がある生活は僕らを豊かにしてくれるということ。そして、自分だけではなく、いろいろなことをみんなにシェアし、人生を楽しむということ。現在は、ハワイでプライベートサーフィンガイドを主催。
カービー福永のハワイサーフィンガイド
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